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【白潤 しっとりタイプ 】さっぱりタイプと何が違う?成分と使用感を徹底比較

肌野ゆうき

よし、「白潤(ノーマル)」を買うぞ!と決めてドラッグストアに来たけど…。あれ?同じ青いボトルなのに、2種類ある…!?

「しっとり」と、何も書いてないやつ…。どっちがいいんだ…?

その最後の二択、本当に迷いますよね。

僕も、棚の前で何度も腕組みをして悩んだ経験があります。

この記事では、白潤(ノーマルタイプ)の「しっとりタイプ」と「さっぱりタイプ(無印)」の「成分」「使用感」「肌なじみ」の違いを、僕の肌で徹底的に比較し、あなたがどちらを選ぶべきか、その最適解を提示します。

【結論】僕がたどり着いた“最適解”

まず、僕がたどり着いた結論からお伝えします。

それは、「肌質や好みで選ぶのが基本。しかし、最強の使い方は“季節”で使い分けることでした。

  • 夏など、汗でベタつきやすい季節は「さっぱりタイプ」
  • 冬など、乾燥が気になる季節は「しっとりタイプ」

なぜ僕がこの結論に至ったのか、その理由を今から詳しく解説していきます。

【比較①】成分の違い:実は“主役”は、全く同じ

「タイプが違うんだから、成分も全然違うんでしょ?」

と思うかもしれませんが、実はそうではありません。

それぞれの全成分を、比較表で見てみましょう。

白潤(さっぱりタイプ)白潤 しっとりタイプ
有効成分トラネキサム酸
アラントイン
トラネキサム酸
アラントイン
その他の成分加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸Na-2、ビタミンCリン酸Mg、ビタミンE、ハトムギ発酵液、ヨクイニンエキス、BG、POE硬化ヒマシ油、フェノキシエタノール、無水クエン酸、安息香酸塩、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、シュガースクワラン、エデト酸塩、DPG、クエン酸、クエン酸Na加水分解ヒアルロン酸ヒ、ロン酸Na-2、ビタミンCリン酸Mg、ビタミンE、ハトムギ発酵液、ヨクイニンエキス、BG、POE硬化ヒマシ油、フェノキシエタノール、無水クエン酸、安息香酸塩、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、シュガースクワラン、エデト酸塩、DPG、クエン酸、クエン酸Na、ジグリセリンキサンタンガム

見ての通り、効果の“核”となる有効成分や、主要な保湿・整肌成分は、全く同じです。

違いは、「しっとりタイプ」にだけ、保湿成分の「ジグリセリン」と、とろみを出すための増粘剤「キサンタンガム」が追加で配合されている点だけです。

このわずかな違いが、次の使用感の大きな違いを生み出しています。

【比較②】使用感と肌なじみの違い:これが、運命の分かれ道

公式サイトにも、使用感の違いが分かりやすく図で示されています。

これを、僕の実際の肌で感じたリアルな感想と共に、さらに詳しく解説します。

テクスチャー(とろみ)

さっぱりタイプ

完全に水。

シャバシャバなテクスチャーで、手のひらに出すと、傾けただけですぐに流れ落ちてしまいます。

ベタつきが苦手な僕にとっては、最高の使い心地です

しっとりタイプ

わずかに“とろみ”を感じます。

このとろみのおかげで、手のひらに出した時にこぼれにくく、顔全体に広げやすい、というメリットがありました。

肌なじみ

さっぱりタイプ

肌に乗せた瞬間、“スッ…”と消えるように浸透していきます。

まさに“秒速”。

肌表面にほとんど何も残らないので、すぐに次のスキンケア(乳液)に移れます。

しっとりタイプ

ゆっくりと、ハンドプレスで肌に押し込むようになじませていく感覚です。

なじませた後は、肌がうるおいの膜でコーティングされるような、しっとりとした仕上がりになります。

【僕の結論】最強の使い方は「季節」で分けること

mashino

成分も使用感も、どちらも素晴らしい。だからこそ、僕は「どちらか一方を選ぶ」のではなく、「両方の良さを、最大限に活かす」という結論に至ったんだ。

僕が最終的にたどり着いた、最も賢い使い方は「季節による使い分け」です。

  • 夏など、汗や皮脂でベタつきやすい季節は【さっぱりタイプ】
    夏の肌に必要なのは、過剰な保湿ではなく、心地よいうるおいです。さっぱりタイプなら、ベタつくことなく、必要な水分だけを肌に届けることができます。
  • 冬など、暖房や空気で乾燥する季節は【しっとりタイプ】
    冬の肌は、常に乾燥の脅威に晒されています。しっとりタイプなら、その高い保湿力で、乾燥した空気から肌を一日中守り抜いてくれます。

一つの製品に固執するのではなく、季節という“環境の変化”に、スキンケアを合わせにいく。

これが、一年中、肌のコンディションを安定させるための、僕なりの答えです。

【まとめ】あなたに合ったタイプの選び方

最後に、あなたに合ったタイプの選び方を、ガイドラインとしてまとめます。

【白潤・タイプ別おすすめガイド】

「しっとりタイプ」がおすすめな人

  • 肌の乾燥が非常に強く、とにかく保湿力を最優先したい人
  • とろみのある、リッチな使用感が好きな人
  • 特に、冬の季節に使いたい人

「さっぱりタイプ(無印)」がおすすめな人

  • ベタつくのがとにかく苦手な、脂性肌・混合肌の人
  • みずみずしい、軽い使用感が好きな人
  • 特に、夏の季節に使いたい人

この記事を参考に、あなただけの最高の“相棒”を見つけてください。

そして、その“相棒”が決まったら、次はその力を120%引き出すための“最高の盾”(乳液)を選ぶ旅が、あなたを待っています。

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