スキンケアを毎日頑張ってるのに、なんでか、また新しいニキ-ビができるんだよな…。もう、これ以上どうしろって言うんだ…?
その“原因不明”のニキビ、もしかしたら、あなたが毎日使っているスキンケア製品ではなく、あなたの“生活習慣”に隠されているのかもしれません。
この記事では、「スキンケアは完璧なはずなのに、なぜかニキビができてしまう」と悩むあなたのために、僕が実際に試し、明確に効果があった「スキンケア以外の5つの習慣」を、全て共有します。
なぜ、スキンケア“以外”が重要なのか?
ニキビの原因となるアクネ菌は、皮脂や湿気、汚れが大好きです。
どんなに良いスキンケアで肌を綺麗にしても、あなたの肌が触れる“環境”が汚れていては、綺麗な皿に、汚れた食材を盛り付けているのと同じこと。
これから紹介するのは、この“環境”そのものをクリーンにするための、地味ですが、驚くほど効果的な習慣です。
僕が実践する「5つの“クリーン”習慣」
ここでは、僕が実際に実施している5つの習慣について紹介します。
もし、スキンケアを頑張っているのにニキビがなくならないと悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
習慣①:枕カバーは、洗うのではない。“毎日、交換”する
睡眠中にかく汗、皮脂、よだれ、そして髪についたホコリ…。
枕カバーは、僕たちが思う以上に、雑菌の温床です。
その上に、一晩(約8時間)も顔を乗せている。ニキ-ビができて当然の環境です。
「毎日洗う」のは、正直面倒ですよね。
だから僕は、枕カバーそのものをやめました。
代わりに、清潔なタオルを毎日枕の上に敷き、翌朝、洗濯カゴに放り込む。
これなら、1秒で交換完了です。
この習慣だけで、僕は頬のニキビが劇的に減りました。
習慣②:スマホの画面は“顔の一部”だと思え
スマホの画面は、トイレの便座よりも汚い、と言われています。
僕たちは、その画面を触った手で、無意識に顔を触ったり、通話で頬に直接当てたりしています。
僕は、アルコール除菌シートを常に持ち歩き、1日に1回は必ず画面を拭く。
これを“歯磨き”と同じレベルの、当たり前の習慣にしています。
習慣③:顔を拭くタオルは“一度きり”と心得る
一度使ったタオルは、湿気を含み、雑菌が繁殖する最高の環境です。
そのタオルで、洗顔後の最も無防備な肌を拭くのは、雑菌を顔に塗り広げているのと同じです。
僕は、顔を拭く用と、体を拭く用のタオルは、完全に分けています。
そして、顔用のタオルは、一度使ったら、必ず洗濯。
それが面倒な時は、ティッシュペーパーで、優しく水分を押さえるように拭き取ります。
習慣④:“顔を触らない”ゲームを、一日中プレイする
頬杖をつく、鼻をかく、口元を触る…。
僕たちは、無意識に、一日に何百回も顔を触っています。
その手には、ドアノブや電車のつり革を触った、無数の雑菌が付着しています。
これは、意識改革しかありません。
「今、自分は顔を触っていないか?」と、一日中、自分自身を監視するゲームだと思って、取り組んでいます。
これだけで、原因不明のポツっとしたニキビは、ほぼ無くなります。
習慣⑤:“こまめな手洗い”で、被害を最小限に
習慣④で「顔を触らない」と意識しても、人間、100%防ぐのは不可能です。
どうしても、無意識に顔を触ってしまう瞬間はあります。
だからこそ、「万が一、顔を触ってしまった時の被害を、最小限に抑える」ための、セーフティネットが必要なのです。
それが、こまめな手洗いです。
外出先から帰った時、食事の前、トイレの後。
そういった当たり前のタイミングはもちろん、PC作業の合間や、スマホを長時間触った後など、意識的に手を洗う回数を増やしてみてください。
手に付着した雑菌をこまめにリセットしておくことで、たとえ顔を触ってしまっても、ニキビの原因菌が肌に付着するリスクを、劇的に減らすことができます。
ただし、手洗いの回数を増やすと、どうしても手が乾燥しやすくなります。
手の乾燥は、あかぎれや手荒れの原因になるだけでなく、肌のバリア機能を低下させ、逆に雑菌が繁殖しやすくなることも。
手洗いとハンドクリームは、必ず“セット”で行うようにしてください。
まとめ:本当の“清潔感”は、肌の外から作られる
最後に、5つの習慣を、チェックリストとして再度まとめます。
- 枕には、毎日清潔なタオルを敷いているか?
- スマホの画面は、毎日除-菌しているか?
- 顔を拭くタオルは、毎回新しいものを使っているか?
- 今日一日、無意識に顔を触らなかったか?
- 手は、こまめに洗えているか?
スキンケア製品を変えることだけが、ニキビケアではありません。
あなたの肌を取り巻く“環境”を変えること。
それこそが、ニキビの“再発”という、永遠の悩みから抜け出すための、最も確実で、最も大切な一歩なのです。