スキンケア、一応やってるけど、これで本当に合ってるのかな…。
友達におすすめされた化粧水を使ってみたけど、正直、あんまり効果が分からない…。自分に合うスキンケアって、どうやって見つければいいんだ?
その悩み、痛いほど分かります。
実は、僕も大きな“勘違い”をしていた一人でした。
僕は、自分の肌がベタつきやすいから、当然「脂性肌だ!」と信じ込んでいたのです。
だから、洗浄力の強い洗顔料でゴシゴシ洗い、さっぱり系の化粧水だけをつけて、乳液は「ベタつくから」と避けていました。
しかし、それが大きな間違いでした。
僕の肌は、実は乾燥しすぎて、肌を守ろうと逆に皮脂を過剰に出す「インナードライ肌(混合肌の一種)」だったのです。
良かれと思ってやっていた皮脂対策が、実は乾燥をさらに悪化させ、肌のコンディションを不安定にさせていたのです。
このように、自分の肌タイプを知らないままスキンケアを続けることは、効果がないどころか、むしろ“逆効果”になる危険性があります。
それは、地図を持たずに、暗闇の森をさまよっているようなものです。
この記事を読めば、「自分の肌タイプ」が明確になり、「明日から、どんなスキンケアをすべきか」という、あなただけの“正しい地図”が手に入ります。
3分で完了!最強の「肌タイプ診断」セルフチェック
さあ、まずは君の“現在地”を確認しよう。診断は、すごく簡単だ。
【準備】
夜、お風呂で洗顔した後、タオルで優しく水分を拭き取ってください。
そして、化粧水や乳液などを、一切何もつけずに、10分間だけ、そのまま放置します。
【診断スタート】
10分後、あなたの肌はどんな状態ですか?
以下のチェックリストで、最も当てはまるものを確認してください。
▼乾燥肌(ドライスキン)かも?
- 顔全体が、つっぱる感じがする
- 肌を触ると、カサカサ、ゴワゴワしている
- 目元や口元に、白い粉がふくことがある
▼脂性肌(オイリースキン)かも?
- 顔全体が、皮脂でベタついている、テカテカ光る
- つっぱり感は、全くない
- Tゾーン(おでこ・鼻)だけでなく、頬やあごもベタつく
▼混合肌(コンビネーションスキン)かも?
- Tゾーン(おでこ・鼻)はベタつくのに、頬や口元はカサつく、つっぱる
- 部分的に、つっぱり感とベタつきの両方を感じる
- 季節や体調によって、肌の状態が大きく変わりやすい
どうだったかな?自分の肌タイプが、何となく見えてきたはずだ。もし『よく分からない』『判断に自信がない』という場合は、デパートの化粧品カウンターや、皮膚科で専門家に相談するのも、すごくいい方法だよ。
タイプ別!君が“選ぶべき”スキンケアと、“避けるべき”ケア
診断結果が出たら、次は具体的な「対策」です。
あなたの肌タイプに合った、正しいケア方法を学びましょう。
乾燥肌の君へ
- 肌の状態: とにかく水分も油分も足りない“砂漠状態”。バリア機能が低下しがちです。
- 選ぶべき成分: セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなど、高保湿な成分が配合されたものを選びましょう。
- やるべきケア: 洗顔は優しく、ぬるま湯で。化粧水で水分を与えた後、必ず乳液やクリームで“油分”をしっかり補い、うるおいにフタをすることが、何よりも重要です。
脂性肌の君へ
- 肌の状態: 水分も油分も多い状態。皮脂分泌が活発で、ニキ-ビや毛穴の詰まりが起きやすいです。
- 選ぶべき成分: ビタミンC誘導体など、皮脂のバランスを整える働きのある成分がおすすめです。
- やるべきケア: ベタつくからと保湿を怠るのは、絶対にNG。オイルフリーのジェルなど、さっぱりした使用感の保湿剤を選び、水分をしっかりと補給して、肌の水分・油分バランスを整えましょう。
混合肌の君へ
- 肌の状態: 日本人に最も多い、少し厄介なタイプ。水分が少なく、油分が多い(インナドライ)状態です。
- 選ぶべき成分: ナイアシンアミドなど、水分と油分のバランスを整える万能な成分が心強い味方になります。
- やるべきケア: 本来は、ベタつくTゾーンはさっぱりと、乾燥するUゾーン(頬・あご)はしっとりと、部位によってケアを使い分けるのが理想です。
しかし、それが面倒なら、まずは肌全体の“水分補給”を最優先に考えましょう。僕が愛用する「白潤」のような、ベタつかないのにしっかり潤う高保湿化粧水は、混合肌の最初の相棒として、すごくおすすめです。

まとめ:自分だけの“正解”を見つけよう
肌タイプは、一生同じではありません。
季節や年齢、生活習慣で、常に変化していきます。
だからこそ、定期的に自分の肌と向き合い、「今の自分には、何が必要か?」を考えることが大切なのです。
今日、君は自分だけの“地図”を手に入れました。
もう、やみくもに流行りのスキンケア商品に手を出す必要はありません。
この地図を頼りに、自分だけの“正解”を見つける旅を、今日から始めましょう。
その旅は、きっと君の肌を、そして君自身の未来を、もっと輝かせてくれるはずです。