「日焼け止めって本当に必要？」そう思っている男性も多いかもしれません。
しかし、紫外線を甘く見ると、数年後にシミや乾燥による肌ダメージに悩むことになることもあります。
特にシミを防ぐにはできる前からの紫外線対策が必須です！
しかし
- どのように日焼け止めを選べがよいのかわからない。
- 日焼け止めに書かれているSPF・PAって何？
というような疑問を持っている人も少なくないのではないでしょうか。
この記事では、男性でも手軽に取り入れられるおすすめ日焼け止めの紹介から、SPF・PAの意味まで詳しく解説していきます！
これを読めば、紫外線対策をラクに始められること間違いなしです！
なぜ日焼け止めが必要なの？
紫外線は、肌に大きな影響を与える「見えないダメージ」です。
夏の炎天下だけでなく、曇りの日や室内でも紫外線は降り注いでおり、知らず知らずのうちに肌の奥深くまで影響を与えています。
特に男性は日焼け止めを使う習慣が少ない傾向があるため、将来の肌トラブルを未然に防ぐためにも、日焼け止めを習慣化することが重要です。
以下に紫外線が肌に与える影響をまとめます。
シミ・くすみの原因になる
紫外線は肌の奥にまで届き、メラニンの生成を促進します。
放っておくと、肌にシミやくすみが定着し、年齢を重ねるごとに目立つようになります。
「シミができてからケアする」のではなく、そもそもシミを作らせないことが最大の予防策です。
乾燥や肌荒れを引き起こす
紫外線は肌の水分を奪い、バリア機能を低下させます。
結果として、カサカサの乾燥肌や肌荒れにつながりやすくなり、清潔感のある印象から遠ざかることもあります。
老け見えの原因になる
紫外線によるダメージは、肌のハリを低下させ、シワやたるみの原因になります。
何もしないと、知らないうちに肌の老化が進んでしまうため、早めの対策が将来の若々しい肌を守るカギになります。
紫外線による影響はすぐには目に見えませんが、蓄積すると後から確実に肌に表れてきます。
シミ・くすみ・乾燥・老化を防ぐために、今から日焼け止めを習慣化することが、将来の肌を守る最善の方法です。
手軽に使えるアイテムを取り入れて、紫外線対策を始めてみましょう！
日焼け止めを選ぶポイント
日焼け止めを選ぶ際に意識するべきポイントを押さえておくと、より効果的に紫外線対策ができます。
しかし、成分や使用感を確認せずに選ぶと、肌に合わず荒れてしまうこともあります。
特に敏感肌や乾燥しやすい肌の場合、刺激の強い成分を含んだ日焼け止めを使うと赤みやかゆみの原因になることがあります。
どれを選べばいいか迷ったときは、以下の項目をチェックして、自分の肌に合ったものを見つけましょう！
1. SPF・PAの違いを理解する
日焼け止めを選ぶ際に、SPF や PA の数値を確認することは非常に重要です。
これらは紫外線を防ぐ効果の指標であり、目的に応じて適切なレベルを選ぶことが、肌ダメージを防ぐ鍵になります。
SPFとは？
SPFとは、Sun Protection Factorの略称で、紫外線B波（UVB） を防ぐ効果を表す数値です。
UVBは肌の表面にダメージを与え、赤く焼ける日焼け（サンバーン） を引き起こす原因となります。
数値の意味
日焼け止めのパッケージにはよく、SPF30やSPF50のようにSPFの後に数字が書かれています。
SPFの後のこの数値は「紫外線を浴びて肌が赤くなるまでの時間を何倍に延ばせるか」を示しています。
例えば、SPF30なら「何も塗らない場合の約30倍の時間、日焼けするまでの時間を伸ばせる」ということになります。
簡単に言えば、数値が高いほど効果が高いということです。
PAとは？
PAとは、Protection Grade of UVAの略称で、紫外線A波（UVA） を防ぐ効果を示す指標です。
UVAは肌の奥深くまで届き、シミ・くすみ・たるみの原因 になる紫外線です。
長時間紫外線を浴びると、肌のハリを低下させ、老化の進行を加速させることもあります。
「+」の数が多いほど効果が高い
PA+〜PA++++ の4段階があり、「＋」の量が増えるほど効果が高くなります。
間違った選び方に注意！
「とにかく数値が高いものを選べばいい」と思いがちですが、SPFの数値が高くなるにつれて成分が強くなり、肌への負担も大きくなります。
敏感肌の人は、必要以上に高い数値を選ばず、普段使いなら SPF30・PA+++ 程度が適していることを覚えておきましょう。
具体的な選び方
SPFとPAの数値をどう組み合わせるかが、日焼け止め選びのポイントです。
出典：日本化粧品工業連合会編 「紫外線防止用化粧品と紫外線防止効果」
- 室内中心の生活 → SPF15〜30・PA++ で十分
- 通勤・通学・軽い外出 → SPF30・PA+++ が適切
- 長時間の屋外活動・スポーツ → SPF50・PA++++ で徹底ガード
2. 使用感をチェックする
日焼け止めには、ジェル・ミルク・クリーム・スプレーなどさまざまなタイプがあります。
以下でそれぞれの特徴とおすすめな人について解説します。
ジェルタイプ
ジェルタイプは軽い使用感でベタつきにくいのが特徴で、普段使いに最適です。
ベタつきが苦手な人はジェルタイプを選ぶとよいでしょう。
ミルク・クリームタイプ
保湿力が高いのが特徴です。乾燥肌にもおすすめできます。
肌が乾燥しやすい人はミルク・クリームタイプを選ぶとよいでしょう。
スプレータイプ
手軽に塗れるので、塗り直しや全身の紫外線対策におすすめです。
手軽に使いたい人はスプレータイプを選ぶとよいでしょう。
3. ウォータープルーフかどうかを確認
ウォータープルーフとは、水に強く、落ちにくい性質を持つことを指します。
汗をかく場面やスポーツ・アウトドアでは、汗や水に強い「ウォータープルーフ」タイプを選ぶと紫外線対策が長持ちします。
日焼け止めは、SPF・PAの数値、使用感、ウォータープルーフの有無をチェックすると、自分に合ったものを選べます。
紫外線対策は今からでも遅くないので、しっかり肌を守るためのアイテムを見つけましょう。
男性向けおすすめ日焼け止め5選
男性の肌は皮脂が多く、汗をかきやすいため、さらっとした使用感やウォータープルーフ機能がある日焼け止めが人気です。
ここでは、普段使いからスポーツ・アウトドア向けまで、男性におすすめの日焼け止めを5つ紹介します！
ビオレ UV アスリズム
高温多湿環境でも落ちにくい、強力な紫外線防御を備えた日焼け止めです。
SPF50＋・PA++++との最高クラスのUVカット効果を持ち、さらに汗やムレ、こすれにも強い「タフブーストTech」を採用しています。
そのため、汗などでも落ちにくくなっています。
また、普段使っているせっけんで落とせるためで、洗い残しが原因の肌荒れも防ぐことができます。
紫外線対策を徹底したい人にぴったりのアイテムです。
さらに詳しく知りたい方は公式サイトでチェックしてみてください。
ビオレ ＵＶ アクアリッチ アクアプロテクトローション
「ビオレ UV アクアリッチ アクアプロテクトローション」は、水層パックUVという独自技術を採用し、肌にすーっと広がり、ぴたっと密着する新感覚の日焼け止めです。
SPF50+・PA++++の高い紫外線防御力を持ちながら、軽い使用感で白浮きせず、透明感のあるツヤ肌を演出します。
こちらも普段使っているせっけんで落とせるためで、洗い残しが原因の肌荒れも防ぐことができます。
紫外線対策をしながら軽い使用感を求める人におすすめです。
さらに詳しく知りたい方は公式サイトでチェックしてみてください。
POLA ホワイティシモ
「ホワイティシモ」は、美白と保湿を両立したスキンケアシリーズで、肌の透明感を引き出すことに特化しています。
紫外線ダメージを受けた肌を整えながら、うるおいをしっかり補給し、みずみずしく輝く肌へ導いてくれます。
さらに、2歳以上から使えるほど肌への負担が少ない商品です。
SPF30・PA+++で十分に紫外線もブロックしてくれます。
美白と保湿も両立したい人や肌への負担が気になる人におすすめの商品です。
さらに詳しく知りたい方は公式サイトでチェックしてみてください。
ニベアUV ウォータージェルEX
「ニベア UV ウォータージェルEX」は、SPF50+・PA++++の高い紫外線防御力を持ちながら、軽くてみずみずしいジェルタイプの日焼け止めです。
肌にすっとなじみ、白浮きせず快適な使い心地が特徴です。
圧倒的にみずみずしいテクスチャーで化粧水のようになじみます。
スーパーウォータープルーフで、水や汗でも落ちにくいです。
しかし、エタノール感が強めなため、顔ではなく体に塗るのがおすすめの商品です。
さらに詳しく知りたい方は公式サイトでチェックしてみてください。
ビオレUV ライトアップエッセンス
「ビオレ UV ライトアップエッセンス」は、SPF50+・PA++++の強力な紫外線カットと、肌のくすみを飛ばして透明感をアップする光拡散UV技術を採用した日焼け止めです。
紫外線を防ぎながら、肌を明るく見せるメイクアップ効果も期待できます。
しっかりとトーンアップしたい人におすすめの商品です。
さらに詳しく知りたい方は公式サイトでチェックしてみてください。
正しい塗り方で紫外線をしっかり防ぐ
日焼け止めは、ただ塗るだけでは十分な紫外線対策にならないことがあります。効果を最大限に発揮するためには、適量を使い、ムラなく塗ることが大切です。以下のポイントを押さえて、正しく日焼け止めを活用しましょう！
適量を守る
日焼け止めは、少なすぎると防御効果が落ちてしまうため、適切な量を塗ることが重要です。
一般的に、顔全体には500円玉サイズ（約1.5g）が目安とされています。
- 顔全体：500円玉サイズ（約1.5g）
- 腕・脚：それぞれ1円玉サイズ×数カ所をしっかり伸ばす
- 首・耳の後ろも忘れずに！
ムラなく均一に塗る
適量を手に取ったら、数カ所に分けて少しずつ塗るのがポイント。
いきなり広げるのではなく、以下のようなステップを意識するとムラなく塗れます。
顔の場合
① 額・両頬・鼻・あごに少量ずつのせる
② 指の腹を使って優しく伸ばす（こすりすぎない）
③ 最後に手のひらで軽く押さえて密着させる
体の場合
① 腕や脚は直線的に塗るのではなく、円を描くようになじませる
② 肌が透けて見えないようにしっかり伸ばす
③ 手の届きにくい背中はスプレータイプも活用
塗り直しを忘れない
紫外線防御効果は時間とともに落ちるため、適切なタイミングで塗り直すことが必要です。
- 外出前に塗ったら、2〜3時間おきに塗り直し
- 汗をかいたり、水に濡れた後はすぐに再塗布
- メイクの上から塗り直す場合は、スプレータイプやパウダータイプが便利
ウォータープルーフタイプはしっかり落とす
肌に日焼け止めが残っていると、肌荒れの原因になることがあります。
そのため、お風呂に入った時にしっかりと落とすようにしましょう。
汗や水に強いウォータープルーフの日焼け止めは、普通の洗顔では落ちにくいことがあります。
専用のクレンジングを使うか、二度洗いをすることで、肌への負担を減らしながらきれいに落とせます。
「落ちにくい」と感じたらオイルクレンジングを試すのもよいでしょう。
日焼け止めの効果を最大限に発揮するためには、適量をムラなく塗り、こまめに塗り直しをすることが大切です。
また、ウォータープルーフタイプを使った場合は、専用のクレンジングでしっかり落とすことも忘れずに行いましょう！
男も日焼け止めで清潔感アップ！
日焼け止めは、肌を守るだけでなく、清潔感を維持するための習慣にもなります。
初心者でも使いやすいアイテムを選んで、手軽に紫外線対策を始めましょう！
