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【徹底解説】日焼け止めのSPF・PAとは?紫外線対策の基本を押さえよう!

紫外線は、肌に影響を与える大きな要因のひとつです。

浴びる時間や強さによって、日焼け、乾燥、シミ・シワなどの肌トラブルを引き起こすため、適切な紫外線対策が欠かせません。

そんな中、紫外線から肌を守るために日焼け止めを買おうと思ったが、

  • パッケージに書かれているSPFとPAってなに?
  • 後ろの数字にはどんな意味があるの?
  • 結局どれを選べばいいの?

という疑問を持った人も多いはず。

本記事ではSPF・PAとは何か?どのように選べばよいのか?を詳しく解説していきます。

紫外線の種類とその影響を理解し、最適な日焼け止めを選ぶためのポイントを押さえていきましょう!

SPFPAとは?違いを解説

日焼け止めを選ぶときに重要な指標となるSPF(Sun Protection Factor)PA(Protection Grade of UVA)

どちらも紫外線から肌を守るための目安ですが、それぞれの役割と特徴が異なります。

ここでは、紫外線の種類やSPF・PAの具体的な働きについて詳しく解説します。

紫外線の種類と影響

紫外線は波長によってUV-A(紫外線A波)、UV-B(紫外線B波)、UV-Cの3種類に分けられます。

そのうち、日常生活で影響を受けるのはUV-AとUV-Bです。

UV-A(紫外線A波)

  • 肌の奥(真皮層)まで届くため、シミ・シワ・たるみの原因になる。
  • 屋内や曇りの日でも約80%は地表に届くため、一年中ケアが必要
  • 長時間かけてじわじわと肌に影響を与える。

UV-B(紫外線B波)

  • 肌の表面にダメージを与え、赤く炎症を起こす
  • 屋外での日焼けの主な原因となり、短時間で影響を与える。
  • 真夏や日差しの強い時間帯に特に注意が必要。

UV-C

  • 有害な紫外線だが、地球のオゾン層によって遮られるため、一般的な紫外線対策では気にしなくてOK。

SPFとは?

SPF(Sun Protection Factor)は、主にUV-B(紫外線B波)を防ぐための指標です。

SPFの数値は、紫外線を浴びた際に肌が赤くなるまでの時間を何倍に延ばせるかを示しています。

例えば、SPF30の日焼け止めを使うと、紫外線を浴びて赤くなるまでの時間を約30倍に延ばせます。

これは 「SPFの数値 × 20分」(個人差あり)で計算されます。

SPF値の目安

  • SPF15〜25 → 通勤・通学などの日常生活向け
  • SPF30〜40 → 軽いアウトドア活動向け
  • SPF50+ → 炎天下のスポーツ・海・レジャー向け

ただし、SPF値が高くても汗や摩擦で落ちるため、2〜3時間ごとの塗り直しが必要です。

PAとは?

PA(Protection Grade of UVA)は、肌の奥にまで影響を与えるUV-A(紫外線A波)を防ぐ指標です。

PAは「+」の数でUV-Aの防御力を表します。

PAのグレード

  • PA+ → UV-A防御力は「ある程度」
  • PA++ → 一般的な紫外線対策に適している
  • PA+++ → 強力なUV-A防御効果がある
  • PA++++ → 最高レベルのUV-A防御

UV-Aは肌の老化に関わるため、シミやシワを防ぎたいならPAの高いものを選ぶのがポイントです。

SPF・PAは高ければいいの?

日焼け止めを選ぶ際、SPFやPAの数値が高いほど紫外線防御力が強いですが、必ずしも「高い=ベスト」ではありません

大切なのは、自分のライフスタイルや肌質に合った選び方をすることです。

SPF値が高いほど紫外線防御力は強いが…

SPFはUV-B(紫外線B波)を防ぐ指標で、数値が高いほど防御時間が長くなります。

ただし、SPF50+の日焼け止めを使っても、汗や摩擦で落ちるため、2〜3時間ごとの塗り直しが必要です。

高い数値に頼るだけでなく、適量を塗り直す習慣をつけることが重要です。

PA値は高いほど肌老化を防げるが、日常生活ではほどほどでOK

PAはUV-A(紫外線A波)を防ぐ指標で、シミ・シワの原因となる紫外線をブロックします。

UV-Aは一年中降り注ぐため、日常生活でもPA++以上を選ぶと安心です。

SPF・PAが高いほど成分が強くなり、肌に負担がかかることも

SPF・PAの高い日焼け止めは、紫外線防御力が強い分、成分の濃度が高くなり、肌への負担が増える可能性があります。

特に、紫外線吸収剤が多く含まれる製品は、敏感肌の人にとって刺激になることもあります。

数値が高いからといって必ずしもベストな選択ではないため、肌質に合ったものを選ぶことが大切です。

SPF・PAの数値が高いほど紫外線防御力は強くなりますが、肌への負担も増えやすいので、目的や肌質に合わせた選び方が重要です。

この知識を活かして、自分にぴったりの日焼け止めを選んでみてくださいね。

次の章では、日焼け止めの正しい塗り方について解説します。

正しい塗り方で紫外線をしっかり防ぐ

日焼け止めは、ただ塗るだけでは十分な紫外線対策にならないことがあります。効果を最大限に発揮するためには、適量を使い、ムラなく塗ることが大切です。以下のポイントを押さえて、正しく日焼け止めを活用しましょう!

適量を守る

日焼け止めは、少なすぎると防御効果が落ちてしまうため、適切な量を塗ることが重要です。

一般的に、顔全体には500円玉サイズ(約1.5g)が目安とされています。

  • 顔全体:500円玉サイズ(約1.5g)
  • 腕・脚:それぞれ1円玉サイズ×数カ所をしっかり伸ばす
  • 首・耳の後ろも忘れずに!

ムラなく均一に塗る

適量を手に取ったら、数カ所に分けて少しずつ塗るのがポイント。

いきなり広げるのではなく、以下のようなステップを意識するとムラなく塗れます。

塗り直しを忘れない

紫外線防御効果は時間とともに落ちるため、適切なタイミングで塗り直すことが必要です。

  • 外出前に塗ったら、2〜3時間おきに塗り直し
  • 汗をかいたり、水に濡れた後はすぐに再塗布
  • メイクの上から塗り直す場合は、スプレータイプやパウダータイプが便利

ウォータープルーフタイプはしっかり落とす

肌に日焼け止めが残っていると、肌荒れの原因になることがあります。

そのため、お風呂に入った時にしっかりと落とすようにしましょう。

汗や水に強いウォータープルーフの日焼け止めは、普通の洗顔では落ちにくいことがあります。

専用のクレンジングを使うか、二度洗いをすることで、肌への負担を減らしながらきれいに落とせます。

「落ちにくい」と感じたらオイルクレンジングを試すのもよいでしょう。

日焼け止めの効果を最大限に発揮するためには、適量をムラなく塗り、こまめに塗り直しをすることが大切です。

また、ウォータープルーフタイプを使った場合は、専用のクレンジングでしっかり落とすことも忘れずに行いましょう!

おすすめの日焼け止めを紹介(目的別)

日焼け止めは、使用シーンや肌質に合わせて選ぶことが大切です。

ここでは、目的別におすすめの日焼け止めを紹介します!

紫外線カット効果を最優先したい人向け

アネッサ「パーフェクトUV スキンケアミルク」

タイプミルク
SPF/PASPF50+
PA++++
ウォータープルーフ
石鹸オフ

「アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク」は、SPF50+・PA++++の最高レベルの紫外線防御を備えた日焼け止めです。

汗・水・熱・空気中の水分に反応してUVブロック膜が強化される「オートブースター技術」を搭載し、過酷な環境でもしっかり肌を守ります。

紫外線対策を徹底したい人にぴったりのアイテムです。

コスパ重視で選びたい人向け

ニベア「ディーププロテクト&ケア トーンアップエッセンス」

タイプミルク
SPF/PASPF50+
PA++++
ウォータープルーフ
石鹸オフ

「ニベア UV ディーププロテクト&ケア トーンアップエッセンス」は、SPF50+・PA++++の強力な紫外線防御と、肌を明るく見せるトーンアップ効果を兼ね備えた日焼け止めです。

美容液成分を配合し、紫外線ダメージを防ぎながら、うるおいをキープします。

外線対策をしながら、肌を明るく見せたい人にぴったりのアイテムです。

敏感肌の人向け

POLA「ホワイティシモ」

タイプミルク
SPF/PASPF30
PA+++
ウォータープルーフ
石鹸オフ

「ホワイティシモ」は、美白と保湿を両立したスキンケアシリーズで、肌の透明感を引き出すことに特化しています。

紫外線ダメージを受けた肌を整えながら、うるおいをしっかり補給し、みずみずしく輝く肌へ導いてくれます。

さらに、2歳以上から使えるほど肌への負担が少ない商品です。

SPF30PA+++で十分に紫外線もブロックしてくれます。

時短でUV対策をしたい人向け

エリクシール「デーケアレボリューション ブライトニング」

タイプミルク
SPF/PASPF50+
PA++++
ウォータープルーフ
石鹸オフ

「エリクシール デーケアレボリューション ブライトニング」は、SPF50+・PA++++の高い紫外線防御力を持ちながら、美白&エイジングケアを同時に叶える日中用UV乳液です。

紫外線ダメージを防ぎながら、肌の透明感とハリを引き出します。

紫外線対策をしながら、美白&エイジングケアをしたい人にぴったりのアイテムです。

日焼け止めは、目的に合わせて選ぶことで快適に紫外線対策ができるアイテムです。

自分のライフスタイルに合った日焼け止めを選んで、しっかり紫外線対策をしましょう!

まとめ

紫外線は肌にダメージを与えるため、日焼け止めを活用して適切な対策をすることが重要です。

SPFはUV-Bを防ぎ、PAはUV-Aをブロックする役割を持ちますが、数値が高いほど肌への負担も増える可能性があります。

日常使いならSPF30・PA++程度で十分であり、炎天下やアウトドアではSPF50+・PA++++を選ぶのが適切です。

ただし、高数値に頼るだけでなく、こまめな塗り直しや肌に合った製品選びを心がけることで、効果的に紫外線から肌を守ることができます。