ニキビ跡には、メラノCCが良いって本当によく聞くなあ。
ドラッグストアでも一番目立つ場所にあるし、これを買っておけば間違いないって感じがするよね。
ニキビ跡のケアを始めようと思った時、多くの人が最初に手に取るであろう商品、それが「メラノCC 薬用しみ対策 美白化粧水」だと思います。
僕も、その一人でした。
口コミでの評価は非常に高く、価格も手頃で、どこのドラッグストアでも手に入る。
ニキビ跡ケアを始める上での「最初の、そして最良の選択肢」だと大きな期待を寄せていました。
しかし、その誰もが絶賛する製品は、僕の肌に良い変化をもたらしてはくれませんでした。
むしろ、僕の期待とは、正反対の結果になったのです。
この記事は、単なる「私には合いませんでした」という感想文ではありません。
なぜ、世間で評価の高いメラノCCが、僕の肌には合わなかったのか?
その理由を、僕自身の肌で起きた変化から徹底的に分析し、「あなた」が購入後に後悔しないための、判断材料を提供するものです。
実際に使ってみて、私の肌に起きたこと(体験談)

まず、僕がメラノCCをどのように使い、肌にどんな変化が起きたのかを、ありのままお伝えします。
- 使用状況: 毎日、夜のお風呂上がりのスキンケア時に使用しました。
- 使用直後の感覚: 塗った瞬間に、ヒリヒリしたり、赤みが出たりといった刺激は全く感じませんでした。
「これなら問題なく続けられそうだ」と感じたのが、正直な第一印象です。
使用感に問題がなかったため、そのままケアを続けました。
1日目、2日目は、特に肌に変化はありませんでした。
しかし、使い始めて3日目の朝のことです。
鏡を見て、僕は異変に気づきました。
眉間、こめかみ、そして顎に、今までなかった新しい赤ニキビが、合計で3つできていたのです。
ニキビ跡をケアする目的で使い始めたのに、新しいニキビができてしまう。
これは明らかに僕の肌に合っていないサインだと判断し、僕はその時点で使用を中止しました。
なぜ合わなかったのか?原因を考察
刺激もなかったのに、なんでだろう?
こそが、謎だったんだ。そして、僕がたどり着いた“犯人”は、意外なものだったんだよ。
僕は、メラノCCの成分と、僕自身の肌質から、その原因を考察してみました。
メラノCCの主な有効成分は「アスコルビン酸(ビタミンC誘導体)」です。
この成分には、一般的に以下のような特徴があります。
- メリット: ニキビ跡の色素沈着に効果が期待できる。また、皮脂の分泌を抑える働きがある。
- デメリット: 効果が高い反面、人によっては肌への刺激になることがある。また、皮脂を抑える働きが、肌の乾燥につながる可能性もある。
僕自身の肌質は、アトピー経験があり、もともと肌のバリア機能が弱く、乾燥しやすいという特徴があります。
【私の考察】
僕の肌の場合、アスコルビン酸が持つ「皮脂を抑える働き」が、必要以上に作用してしまったのではないかと考えています。
その結果、肌が「うるおい不足だ」と判断し、防御反応として、逆に皮脂を過剰に分泌させてしまい、それが新しいニキビの発生につながったのではないでしょうか。
つまり、メラノCCが悪い製品なのではなく、その優れた効果が、僕の肌質とは相性が良くなかった、というのが僕なりの結論です。
購入前に確認!メラノCCが合わない可能性のある人の特徴
なるほど…。じゃあ、どんな肌質の人が注意した方がいいんだろう?
僕のこの経験から、メラノCCが合わない可能性がある人の特徴をまとめました。
もし、あなたがこれらに当てはまる場合は、使用前に一度、慎重に検討してみることをお勧めします。
- アトピー経験がある、または肌が敏感だと感じている人
- 洗顔後、肌がつっぱるなど、もともと肌が乾燥しやすい人
- Tゾーンはベタつくのに、頬や口周りはカサつく「インナードライ肌」の人
- ビタミンC化粧水を、これまで一度も使ったことがない人
※これはあくまで個人の経験に基づく考察であり、全ての人に当てはまるわけではありません。
肌に合わない人の代替案を紹介!
じゃあ、僕みたいな肌質の人は、ビタミンCを諦めるしかないのかな…?
諦めるのはまだ早い!道は、一つじゃないんだ。
この章で僕がたどり着いた代替案を紹介します。
外からが合わないなら、内側からのアプローチ
僕がたどり着いた代替案の一つ目は、サプリメントで体の中からビタミンCを補給するという方法です。
肌は、日々の食事から作られます。
内側からのケアは、肌の土台を整える上で非常に重要です。
僕が色々試した中で、大学生でも無理なく続けられ、信頼できると感じたのが「DHC ビタミンC(ハードカプセル)」です。
ドラッグストアで手軽に購入できる価格でありながら、十分な量のビタミンCを摂取できる、コストパフォーマンスの高さが魅力です。
これを飲み始めてから、僕自身も肌の調子が安定し、新しいニキビができにくくなったと感じています。
ニキビ跡への、別のアプローチについて
でも、やっぱりニキビ跡の色素沈着を直接ケアしたい気持ちもあるなあ。
その気持ちも、もちろんよく分かります。
ニキビ跡への有効成分は、ビタミンCだけではありません。
特に、肌が敏感な方には、「トラネキサム酸」や「ナイアシンアミド」といった、より穏やかに作用する成分が有効な場合があります。
これらの成分については、長くなるため、別の記事で詳しく解説する予定です。
僕と同じようにメラノCCが合わなかったあなたにこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。
まとめ:自分の肌質を理解し、最適なケアを選びましょう
メラノCCは、多くの人に支持されている、非常に優れた製品です。
しかし、どんなに評価の高い製品でも、肌質によっては合わない場合がある、というのもまた事実です。
大切なのは、流行や口コミに流されるのではなく、あなた自身の肌の状態をよく観察し、自分に合ったケアを選ぶことです。
この記事が、そのための判断材料の一つとして、あなたの役に立てば、これほど嬉しいことはありません。