ニキビに悩んでるから、洗顔も「アクネケア」って書いてあるやつを使えば間違いないよな!
あの有名なパーフェクトホイップのニキ-ビ用なら、きっと僕の肌も良くなるはず…。
その期待感、よく分かります。
僕も、洗顔料の中でも特に有名な「洗顔専科 パーフェクトホイップ」に、ニキビケアに特化した緑のパッケージがあることを知った時、「これだ!」と思いました。
しかし、その期待は、僕の肌の上で少し違う結果になりました。
ニキビをケアするはずの洗顔料が、僕の肌には、残念ながら合わなかったのです。
この記事は、単なる「私には合いませんでした」という感想文ではありません。
なぜ、多くの方に支持されているこの商品が、僕の肌には合わなかったのか?
その理由を、僕自身のリアルな体験と成分分析から考察し、「あなた」が購入後に後悔しないための、一つの判断材料として提供するものです。
僕の肌で、実際に何が起きたのか?
期待して、泡立てネットでモコモコの泡を作ったんだ。ここまでは、いつもと同じ、気持ちのいい洗顔タイムだった…。
その濃密な泡を、顔に乗せた瞬間。
僕の肌は、あるサインを出しました。
ピリッ…!
特に、もともと乾燥して少し敏感になっていた目の下のあたりに、少しヒリヒリとするような、シャープな刺激を感じたのです。
「気のせいかな?」と思い、すぐに洗い流しました。
タオルで顔を拭いた後の肌は、僕が普段使っている青い通常版のパーフェ-クトホイップを使った時よりも、少しだけ「つっぱり感」が強く、肌のうるおいが少し奪われてしまったような感覚でした。
数日間、様子を見ながら使い続けてみましたが、ヒリヒリ感とつっぱり感は変わらず、肌のコンディションが不安定になっていくのを感じたため、僕は使用を中止しました。
【考察】なぜ、僕の肌には合わなかったのか?
ニキビケア用なのに、なんで刺激を感じたんだろう…?
僕も、そこに一番の疑問を持ったんだ。そして、成分表を調べていくうちに、ある仮説にたどり着いたんだよ。
僕が、今回の刺激の一因ではないかと考えているのが、有効成分として配合されている「グリチルリチン酸ジカリウム」です。
【解説】グリチルリチン酸ジカリウムとは?
甘草(カンゾウ)という植物の根から抽出される成分で、優れた<b>「抗炎症作用」があります。
ニキビの炎症(赤み)を抑え、肌荒れを防ぐ目的で、多くの医薬部外品に配合されている、有名な有効成分です。
「え?炎症を抑える成分が、刺激の原因なの?」
そう思いますよね。
ここが、今回の重要なポイントです。
【結論】僕たちが“合わない”本当の理由
僕の推測はこうです。
「グリチルリチン酸ジカリウム」は、確かに優れた抗炎症成分です。
しかし、その効果を肌に届けるためには、肌の表面の皮脂や古い角質をしっかりと洗浄する必要があります。
そのため、パーフェクトホイップ アクネケアは、通常版よりも洗浄力が高めに設計されているのではないでしょうか。
つまり、僕たちが感じた刺激の本当の理由は、
「グリチルリチン酸ジカリウム」そのものではなく、その有効成分を届けるための、通常版よりも“高められた洗浄力”
これこそが、僕の肌には少し強すぎたのです。
僕のような、アトピー肌や乾燥肌で、もともと肌のバリア機能が万全ではない人間にとっては、その高い洗浄力が必要なうるおいまで奪い去り、結果として「つっぱり感」や「ヒリヒリ感」という形で、肌からのサインに繋がってしまったのだと、僕は結論づけました。
【購入前に確認を】アクネケアが“合わない”可能性が高い人の特徴
僕のこの経験から、パーフェクトホイップ アクネケアが合わない可能性が高い人の特徴を、まとめてみました。
【要注意プロファイル】
- 僕のような、アトピー素因のある肌や、もともと肌が敏感な人
- 洗顔後に、肌がつっぱる感覚が日常的にある「乾燥肌」の人
- Tゾーンはベタつくのに、目の下や口周りはカサつく「インナードライ肌」の人
- 季節の変わり目などに、肌の調子がゆらぎやすい人
じゃあ、僕たちは何を選べばいいのか?
「ニキビ=アクネケア」という選択が、必ずしも正解ではないことが、お分かりいただけたと思います。
では、僕たちのような肌質の人間は、一体何を選べばいいのか?
僕だ出した結論は「青い通常版のパーフェクトホイップ」を使うというものです。
どうして「青い通常版のパーフェクトホイップ」なの?
その答えを探るため、僕は改めて、王道である「青い通常版のパーフェクトホイップ」と、この「緑のアクネケア」が、具体的にどう違うのかを、徹底的に比較・検証してみることにしました。
その結果は、次の記事でお伝えします。
【次へ進む】比較!パーフェクトホイップ「通常版」と「アクネケア」の決定的な違いは?
