なんか最近、服が似合わないんだよな…。周りの友達と比べて、自分だけずんぐりむっくりしてる気がする…。
痩せたい。でも、正直、キツい運動とか食事制限とか、絶対続かない自信がある…!
その気持ち、痛いほど分かります。
大学に入学し、一人暮らしを始めた頃の僕も、全く同じでした。
身長161cmに対して、体重は64kg。
常に自分の体型が気になり、周りの視線に怯え、自分に全く自信が持てない。それが、僕の現実でした。
しかし、その1年後。
僕は、一切のツラい運動をすることなく、好きなものを好きなだけ食べながら、人生を変えることに成功します。
僕の体重は54kgになっていました。
失ったのは、10kgの脂肪と、コンプレックスだらけの弱い心。
手に入れたのは、服を着る楽しさと、揺るぎない自信でした。
この記事では、僕が肌質改善と並行して行い、僕の“見た目”と“内面”を根本から変えてくれた、“頑張らない”ダイエットの全記録をお伝えします。
【大前提】なぜ、僕が「運動」を選ばなかったのか
まず、ハッキリ言っておくね。僕は、運動が嫌いだ。そして、続かないことも、自分が一番よく分かっていた。
ダイエットと聞けば、多くの人が「ランニング」や「筋トレ」を思い浮かべるでしょう。
しかし、僕はその選択肢を、一番最初に捨てました。
なぜなら、三日坊主で終わる未来が、100%見えていたからです。
僕が目指したのは、「日常生活の延長線上で、無理なく、ストレスなく続けられること」。
この一点だけでした。
“食べる時間”を操る、「オートファジーダイエット」
僕が最終的にたどり着いた答え。
それが、「オートファジーダイエット」という考え方でした。
【超ざっくり解説】オートファジーとは?
私たちの体には、最後にものを食べてから一定の時間が経つと、古くなった細胞や不要なものを、自ら分解してエネルギーに変える「お掃除機能」が備わっています。この素晴らしい機能が「オートファジー」です。
この体の仕組みを利用し、「ものを食べない時間(空腹の時間)」を意図的に作ることで、脂肪燃焼を促進しよう!というのが、このダイエットの基本的な考え方です。
【基本編】本家「オートファジーダイエット」のルール
まず、一般的に知られている基本的なルールから説明します。
- 1日のうち「8時間」は、好きなものを食べてOK。
- 残りの「16時間」は、何も食べない(空腹の時間)。
例えば、「昼12時~夜20時」の8時間の間は食事を済ませ、それ以外の時間(夜20時~翌昼12時)は、水やお茶、ブラックコーヒーなどで過ごす、というスタイルです。
この「8時間」の間であれば、特に厳しい食事制限がないのが、このダイエットの大きな特徴です。
【僕流アレンジ】好きなものを、好きなだけ食べるための“たった一つのルール”
空腹の時間を作るって…結局、食事制限なんじゃないの?
そこが、僕がこの方法を愛してやまない理由なんだ。僕が自分に課したルールは、たった一つだけ。“食べるもの”や“量”は、一切制限しないんだ。
僕が実践したのは、本家のオートファジーダイエットを、自分流に少しだけアレンジした、以下の超シンプルルールです。
【僕流】オートファジーダイエットのルール
僕が実践したのは、この基本ルールを、自分流に少しだけアレンジした、以下の超シンプルルールです。
- 前の食事から、次の食事まで「最低でも16時間」の間隔をあける。
- 食事は「1時間以内」に済ませる。
- その1時間の間は、ラーメンでも、焼肉でも、ケーキでも、何でも好きなものを、好きなだけ食べてOK!
僕の生活に当てはめると、こうなります。
- 夜20時に夕食をたらふく食べる。
- 次の日の昼12時まで、何も食べない。(水やお茶はOK)
- 昼12時になったら、また好きなものを食べる。
たったこれだけです。
これを続けただけで、僕は全く「食事制限をしている」という感覚がないまま、体重が面白いように落ちていきました。
食べる“内容”ではなく、食べる“時間”をコントロールするだけ。これが、僕にとっての革命でした。
【成功の鍵】僕を“デブ脳”から解放した、たった一つの習慣
ルールは分かったけど、本当にそれだけで続くもの…?
いい質問だね。このダイエットを成功に導き、そしてリバウンドを防いでくれた、最強の“相棒”がいたんだ。
このダイエットを成功させるために、僕が唯一、自分に課した“習慣”。
それが、「毎日、必ず同じ時間に体重計に乗る」ということでした。
僕の場合は、お風呂上がりの、体が一番正直な状態で、必ず体重を計る。
たったこれだけの、10秒で終わる習慣です。
この習慣には、絶大な効果がありました。
- 効果①:モチベーションが続く
「昨日より0.2kg減った!」という小さな成功体験が、ゲーム感覚でダイエットを続けるモチベーションになります。 - 効果②:食べ過ぎの“抑止力”になる
「明日の体重測定で後悔したくないから、今日の夜食はやめておこう」という、自然なブレーキがかかるようになります。
そして、この習慣の効果を最大化するために、僕があなたに本気でおすすめしたい投資があります。
それが、「スマホに体重データを自動で記録してくれる、スマート体重計」を買うことです。
手で記録するのは、絶対に続きません。
スマホ連動の体重計なら、乗るだけで勝手にグラフ化してくれるので、自分の努力が“見える化”され、モチベーションが爆発的に上がります。
数千円で、あなたのダイエット成功確率が飛躍的に上がるなら、これほど安い投資はありません。
まとめ:失ったのは10kgの脂肪。手に入れたのは、新しい自分。
僕の“頑張らない”ダイエットの全て、いかがでしたでしょうか。
- 「16時間」の空腹時間を作る、というルールだけを守った。
- 食べるものや量は、一切我慢しなかった。
- 毎日、同じ時間に体重計に乗る、という習慣だけを続けた。
10kg痩せたことで、僕の世界は変わりました。
着たい服が、自信を持って着れるようになった。
人の目を気にせず、堂々と歩けるようになった。
鏡に映る自分が、少しだけ好きになった。
もし、あなたがかつての僕のように、自分の体型にコンプレックスを抱え、一歩を踏み出せずにいるなら、この“頑張らない”ダイエットを、試してみる価値は十分にあります。
運動も、ツラい食事制限もいらない。
必要なのは、「自分の体を変える」という、ほんの少しの覚悟と、正しい知識だけです。
この記事が、あなたが新しい自分に出会うための、最初の一歩になることを、心から願っています。