【成分解説】白潤プレミアムの「グリチルリチン酸2K」とは?ノーマルの「アラントイン」と何が違うの?
「白潤(ノーマル)」の有効成分は『トラネキサム酸』と『アラントイン』…これは覚えたよ!でも、なんで“プレミアム”の方は、『アラントイン』じゃなくて『グリチルリチン酸2K』が入ってるの?
その疑問、非常に鋭いです。
同じシリーズなのに、なぜわざわざサブの有効成分を変えているのか?
そこには、ロート製薬の明確な「戦略」と「優しさ」の違いが隠されていると僕は睨んでいます。
この記事では、白潤プレミアムのもう一人の主役「グリチルリチン酸2K」の正体に迫り、「なぜプレミアムには彼が選ばれたのか?」という謎を、成分の性質から解き明かしていきます。

まず知っておきたい「グリチルリチン酸2K」の実力
まず、この噛みそうな名前の成分が、一体何者なのかを解説します。
- 正体: 甘草(カンゾウ)という植物の根から抽出される成分。
- 役割: 優れた「抗炎症作用」で、肌荒れやニキビを防ぐ。
- 実績: 医薬品、化粧品、日焼け止め、歯磨き粉など、あらゆる分野で長年使われている「超・ベテラン成分」。
【ここがすごい】肌の“平和維持軍”
ニキビや肌荒れという“紛争(炎症)”が起きそうになった時、その悪化を食い止め、鎮静化してくれる頼れる存在です。
特に、「今にも爆発しそうな赤ニキビ」や「ヒリヒリする肌荒れ」に対して、その優れた鎮静能力を発揮すると言われています。

ライバル対決!「グリチルリチン酸2K」vs「アラントイン」
では、今回の本題。
ノーマル白潤の「アラントイン」とは、何がどう違うのでしょうか?
役割の違いを、分かりやすく比較表にしました。
| グリチルリチン酸2K(プレミアム) | アラントイン(ノーマル) | |
| 得意技 | 抗炎症(鎮める) | 組織修復(治す) |
| イメージ | 強力な消防士 | 優しい救護班 |
| 向いている肌 | 赤みがある、ニキビができやすい | 傷がある、バリア機能が弱い |
■ プレミアム(グリチルリチン酸2K)は「消防士」
炎症を悪化させる物質をブロックすることに特化しています。
「とにかく赤みを抑えたい」「ニキビの悪化を防ぎたい」という、“守り”の中でも少し“攻め”に近い意志を感じます。
■ ノーマル(アラントイン)は「救護班」
微弱な炎症を抑えつつ、「傷ついた細胞の修復を助ける」働きがあります。
「荒れた肌を優しく癒やしたい」「ダメージを修復したい」という、徹底的な“優しさ”を感じます。
なぜプレミアムは、“彼”を抜擢したのか?(考察)
どっちも良い成分なのは分かった。でも、なんでロート製薬はプレミアムの方に「グリチルリチン酸2K」を選んだんだろう?
ここからは僕の考察ですが、理由は「トラネキサム酸との相乗効果」を狙ったからではないでしょうか。
- トラネキサム酸: 炎症の「情報の始まり」をブロックする。
- グリチルリチン酸2K: 炎症の「広がり」をブロックする。
この2つを組み合わせることで、「入り口」と「出口」の両方から炎症を挟み撃ちにする。
これによって、より強力に「肌荒れ」や「紫外線ダメージ」を防ぐことができます。
「プレミアム」という名にふさわしい、よりリッチで、より確実な「肌荒れ防止効果」を目指した結果、実績のあるグリチルリチン酸2Kが選ばれたのだと、僕は考えています。
まとめ:あなたの肌は、どっちを求めてる?
グリチルリチン酸2Kは、僕たち敏感肌の敵ではありません。
肌の平和を守ってくれる、極めて優秀で頼れる“味方”です。
- 赤みやニキビの「炎症」が気になるなら、プレミアム(消防士)。
- 肌の傷や「ダメージ修復」を優先したいなら、ノーマル(救護班)。
どちらが優れているかではなく、「今のあなたの肌が、どちらの助けを求めているか」で選んでみてください。
ちなみに、アトピー肌で「細かい傷」が絶えない僕は、組織修復をしてくれる「ノーマル(アラントイン)」の方が、肌に合っていると感じました。


